全国大学歯科衛生士教育協議会雑誌投稿規程
本規程は、全国大学歯科衛生士教育協議会雑誌に掲載する原稿の投稿について定めるものである。
1.本誌の発行
本誌は原則として年1回発行する。
2.投稿資格
1)本誌に投稿する筆頭著者は原則として全国大学歯科衛生士教育協議会会員に限る。なお、編集委員会から依頼された原稿および編集委員会が認めたものについてはこの限りでない。
2)原稿は本協議会の目的に合った内容で、未発表、未投稿のものに限る。
3.倫理規定
ヒトを研究(実験)対象とするものについては、ヘルシンキ宣言を遵守して行われ、被験者または患者との間にインフォームドコンセントが得られていなければならない。疫学研究に関する内容については、調査対象者の人権やコミュニティに対する影響を考慮していなければならない。
個人情報の取扱については文部科学省・厚生労働省の「疫学研究に関する倫理指針」あるいは「臨床試験に関する倫理指針」を遵守しなければならない。動物を研究(実験)対象とする内容については、各種の動物愛護や保護に関する法律や基準に則していなければならない。ヒトまたは動物を研究対象とする場合には、倫理的配慮や研究対象者への配慮をどのように行ったかを本文に記載しなければならない。
4.利益相反
1)自己申告すべき内容がある場合は、「自己申告による利益相反(COI)申告書」を提出するとともに、論文の末尾に以下の記載例の如く記載しなければならい。
執筆者の記載例
著者 は、 株式会社から資金援助を受けている。
著者 は、 株式会社の社員である。
著者 は、 株式会社の顧問である。
2)自己申告すべき内容がない場合は、論文の末尾に、「利益相反自己申告:申告すべきものなし」と記載する。
5.本誌に掲載された論文の著作権(著作財産権、copyright)は本協議会に帰属する。
6.原稿内容と分類
本誌の内容は、総説、原著、臨床報告、症例報告、調査報告、活動報告およびその他(資料等)とする。
総説は、原則として編集委員会が依頼する。
7.原稿の送付、採否および掲載順序
1)投稿にあたっては、「論文投稿」「承諾書」「自己申告による利益相反(COI)申告書」ならびに原稿1部および副本1部(図表を含む)を編集委員会(編集委員長宛)に送付する。投稿に際しては、原稿に加え、同一内容を記録した電子記録媒体(CD-R等)を提出する。
2)編集委員会に到着した日を原稿受付日とする。ただし、投稿規定に従っていない原稿は受け付けないことがある。
3)下記の原稿要領に準拠しない原稿は加筆・訂正を求める。
4)投稿原稿の採否は、複数の査読委員による十分な検討を経た後、査読委員の意見を参考にして編集委員会で決定する。
5)編集委員会は、著者に承認を求めたうえで、原稿の分類を変更することができる。また、原稿について加筆・修正など訂正を求めることがある。訂正を求められた原稿は、指定期限までに再提出しなければならない。
6)投稿論文の掲載順序は編集委員会が決定する。
7)提出された原稿、電子記録媒体(CD-R)は原則として返却しない。
8.証明書などの発行
1)編集委員会が受け付けた日付で、原稿の受付証明書を発行する。
2)原稿の掲載(受理)が決定した後に、論文掲載証明書を発行する。
9.掲載、印刷にかかわる費用
投稿原稿の掲載、印刷に要する費用は原則として全国大学歯科衛生士教育協議会が負担する。
ただし、刷り上り5頁を超えた場合は、印刷費、図・表の組版代、製版費、アート紙使用代、および印刷代の実費を著者負担とすることがある。
10.別冊
別冊は30部以上で10部を単位として受付け、これにかかわる別刷および発送費用は原則として著者負担とする。
11.著者校正
著者による校正は原則として1回とし、組版面積に影響を与える加筆・変更は認めない。
12.原稿要領
1)「原稿投稿票」に、原稿の分類、表題(50字以内)、Key words(3~5語)、著者名、所属機関名および必要に応じて主任または指導者名、必要別冊数等を記載する。複数の著者で所属が異なる場合は、著者氏名1)、1)所属機関名のように記載する。
また、「投稿原稿票」の所定の欄に「著者への連絡先」として、代表者氏名・郵便番号・住所・電話番号・Fax番号・E-mailアドレスを入れる。
2)原稿は、漢字まじり平仮名、カタカナ、常用漢字、口語体、新仮名遣いを用いる。
3)原稿は、ワード・プロセッサー等を用いて、A4判用紙(40x20行)に12ポイントの活字で印刷する。
4)原著の構成は原則として、はじめに(またはまえがき、緒言)、材料(または対象)および方法(または研究方法、調査方法)、結果、考察ならびに文献とする。
5)原著については、600字以内の要旨(または概要)をつけることが望ましい。
6)度量衡の単位は国際単位系(SI)を原則とする。
7)図表の説明は原則として本文と同一の言語とし、図1、表1のように書く。また、本文中の挿入箇所を、本文原稿の該当部分の欄外に図1などと朱書する。
8)文献はその引用箇所には引用順に番号を付し(例えば、高橋15)、・・・といわれる20)、のように)、本文の末尾には番号順に次のように記載する。
a) 雑誌の場合
著者名(共著者名を原則としてすべて記載する。ただし、3名を超えた場合は、それ以上の著者名を“ほか”とすることも可能):表題、雑誌名(略号でよいが、一般に認められているものとする), 巻:頁(通巻ページとする), 西暦年の順に書く。
例:
1)◯細◯広, ◯崎◯子, ◯野◯慈ほか:福岡県下の80歳者の口腔内状況と運動機能の関連性について, 口腔衛生会誌, 50:783-789,2000.
b )単行本の場合
著者名:表題, 書名, 発行所, 発行地, 版, 西暦年, 引用頁の順に記載する。
例:
1)◯井◯子:高齢者の口腔ケアとQOLの向上, 歯科衛生士のための高齢者歯科学, 永末書店、京都, 第2版, 2005, 299-304.
c ) 分担執筆の単行本の場合
分担執筆者名:分担執筆の表題, 編者名, 書名, 発行所, 発行地, 版, 西暦年, 引用頁の順に記載する。
例:
1)◯坂◯人:齲蝕予防の指導, 長坂信夫編, 臨床小児歯科学, 南山堂, 東京, 第1版, 1990, 2-29.
d ) 抄録を引用する場合
末尾に(抄)と入れる。
例:
1)◯山◯博, ◯丘◯八:トークアイによる術者の視知覚分析 ―診療室中央通路を初診用ユニットまで歩行した際の眼球運動― , 小児歯誌, 33: 331,1995(抄).
e )インターネットウェブサイトから引用する場合
引用箇所には引用順(*)のように)符号を付し、本文最終頁目の「文献」欄にそのアドレスを番号順に掲載する。
例: 文部科学省・厚生労働省省令:歯科衛生士学校養成所指定規則. 文部科学省・厚生労働省. H18.3.31 改正. http://www.jaw.e.gov.go.jp/htmldata/s502001.html
(2007年8月4日アクセス)
13.規程の改正等
本規程にない事項は別に編集委員会で決定する。また、規程の改正は編集委員会で行うことができる。
附則
1.本規約は平成25年8月24日より一部改正実施する。
2.本規約は平成28年5月14日より一部改正実施する。